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ホールド保持のメカニズム

2017/08/28 UpData

こんにちは、ボクです。前回、次は正対ムーブについて解説するといいましたが、ムーブの基本の項目が残っているのを忘れてました!ということで今回はホールドを効率よく保持するために、まずはそのメカニズムについて説明します。まあ、だるかったら飛ばしても大丈夫ですよ。

 

入門テクニックで解説したように、ホールドの持は全身をつかって完成させます。手の握りだけで保持することもありますが、一まずは全身バランスの作り込みで保持するということを忘れないで下さい。

 実は!ホールド保持へのアプローチは、次の3パターンしかありません(かなりざっくりですが)。

1.重力方向に引っ掛ける(乗る)。

黒ブロックがホールドを、白抜き矢印が手又は足の接触方向を示しています。初心者用の課題とかだと最も頻度が高い保持方法です。手ならホールドを真下に引っ掛ける感じで、足だと上から乗せる感じです。なるべく接触方向に沿って圧力をかけたいので、重心が壁に近いほど効率がよくなります。

 

2.挟み込む。

ちょっと図がわかりにくくて申し訳ないのですが、白抜き矢印が互いに異なるホールドに接触している場合も含んでいます。接触方向が向かい合っていればよく、相対的な位置関係は問わないというわけです。なので、図では完全に対面していますが、接触方向に直交する方向にずれている場合も含みます。挟む方向も挟み方もいろいろです。両手で挟んだり、両足で挟んだり、手と足で挟んだりします。

 

3.押し広げる(オポジション)

挟み込みと同様なんですが、白抜き矢印が互いに違うホールドに接触している場合も含んでいます。接触方向が離れる方向になっていればよく、接触方向に直交方向にずれている場合も含んでいます。押し広げる方向も押し広げ方もいろいろです。両手、両足、又は、手と足で突っ張るように押し広げます。

 

ホールドが保持できているということは、上述したパターンの一つ又は複数が成立しているはずです。保持できないとき、まずはパターンが成立しているのかどうが検討してください。手の引っ掛けれる方向や足の置き順をミスしているかもしれません。

 もちろん、パターンが成立していても保持が困難なことはよくあります。基本的なテクニックが身についている人はほとんどこのケースです。

 例えば、ホールドとの接触面が極端に小さい場合は保持が難しいですよね。接触面が小さいと単位面積当たりの負荷が高くなり、指やつま先が耐えられなくなります。当然体重が重くなればなるほど負荷が高くなります。

 また、特に二点支持の場合ですが、二カ所の接触方向が直交方向に大きくずれてくると、体幹への負荷が大きくなるため、姿勢が崩れやすく保持が困難になります。

 さらに、接触面が垂直に近くなったり(縦面とか)、接触面の摩擦係数自体が低く(つるつるしてるとか)なってたりすると強い力で接触させる必要があり、やはり体幹の負荷が大きくなります。

 

ということで今回はテクニックというよりは保持のメカニズムについて説明しました。上手く保持できないときの原因究明及びその解決策の糸口になると思いますので参考にしてください。

 

でわでわ!

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